法律初心者は、学習順が明暗を分ける!?

社労士試験の攻略法

社会保険労務士試験は、8つの大きな法律やそれに関連する一般常識、50を超える白書や細かな法律などから出題され、合格するためには膨大な量の情報と格闘し、何とかして頭に詰め込まなければなりません。
果たして、どの科目から勉強すれば、効率よく頭に入れることができるのでしょうか?
そこで、試験科目となっている法律の学習順について考えてみました。

まずは、試験科目の法律を“労働”や“雇用”などの語句がついているものと、“社会保険”や“年金”といった語句がついているものとに分けてみました。
すると、試験科目が以下のように分類されます。

“労働”に関する法律と一般常識
・ 労働基準法 ・労働安全衛生法 ・労働者災害補償保険法 ・雇用保険法
・ 労働保険料徴収法 ・労働に関する一般常識

“社会保険”に関する法律と一般常識
・国民年金法 ・健康保険法 ・厚生年金法 ・社会保険に関する一般常識


労働に関する法律と社会保険に関する法律は、まったく別物ですのでそれぞれ分けて勉強を進めるのがよいでしょう。問題は、それぞれのグループの中での学習順です。
法律と法律とはお互いに関連性が強いので、学習するには、まず根幹となる法律から始めて、その上に徐々に積み重ねるように学習していくと効率よく知識を増やすことができます。
さらに、学習を進めるうちに、同じ用語や同じ事柄を法律によっては微妙に異なった意味で使用している場合があることに気が付くはずです。
そんなときには、それぞれの法律を横断して、類似点や共通点、違う点を比較したり、整理しておく必要があります。
そのためにも、学習する順番は、より基礎的な法律から徐々に複雑なものへと(先に作られた法律から後に制定されて法律へと)、進めていくのが適切だと考えられます。
以上のような点を踏まえて、労働系、社会保険系の法律の学習順をまとめると次のようになります。

“労働”に関する法律の学習順
労働基準法 → 労働安全衛生法 → 労働者災害補償保険法 → 雇用保険法 → 労働保険料徴収法 → 労働に関する一般常識

“社会保険”に関する法律の学習順
健康保険法 → 国民年金法 → 厚生年金保険法 → 社会保険に関する一般常識

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