集中力と読解力がカギ! 長丁場の試験を耐えろ

社労士受験対策 ~択一式試験を分析~

午後に行われる択一式試験の内容を分析してみましょう。
択一式試験の一番のポイントは、210分(3時間30分)という制限時間の長い試験であること。それでは、試験の内容を細かく見ていきましょう。

社会保険労務士試験・択一式試験の内容

問題ごとに5つの文章が並んでいて、その中から正しいものをひとつ選ぶという問題形式です。
択一式試験の場合は、試験科目に労働保険料徴収法が指定されていないので、名目上は全部で7科目から出題されることになっています。
1科目につき10問出題されるので、全部で70問。1問1点の配点で、70点満点ということになります。
1問につき5つの文章が並んでいるので、350もの文章を読み解かなければなりません。しかも、ひとつひとつの文章が長いものも結構多いようです。
試験時間が210分であることから計算して、1問につき3分の時間しか与えられていないので、3分で5つの文章を読んで正しいものを選択することになります。
この作業を3時間30分もノンストップで続けなければならないという、かなりハードな試験なのです。

科目と出題数については以下のようになります。

 

試験科目

出題数

合格ライン

1

労働基準法
労働安全衛生法(安衛法)

労働基準法

7問

安衛法

3問

合わせて4点以上

2

労働者災害保障保険法
(労災保険法)

労災保険法

7問

(+徴収法

3問)

合わせて4点以上

3

雇用保険法

雇用保険法

7問

(+徴収法

3問)

合わせて4点以上

4

労働保険料徴収法
(徴収法)

名目上は出題なし

 

5

健康保険法

10問

4点以上

6

国民年金法

10問

4点以上

7

厚生年金保険法

10問

4点以上

8

労働に関する一般常識
社会保険に関する一般常識

労働基

5問

社会保険

5問

合わせて4点以上

注目すべきなのは、労働保険料徴収法について。
名目上は出題科目として指定されていませんが、実は労災保険法と雇用保険法の問題の中に混ぜて出題されているのです!
選択式試験では徴収法は出題されていませんでしたが、択一式試験ではしっかり6問出題されているので、それなりに対策を立てておく必要があるでしょう。

そして、択一式試験の場合も2重の合格基準点が設けられていて、各科目4点以上であるとともに、合計得点が44点以上となっています。
各科目で4点を取っていたとしても、合計点は28点にしかならないので、残りの16点はどこか得意科目で稼いでおかなければならないのです。

択一式試験を制するためには、不得意な科目を作らないように注意することと、得意科目や簡単な問題を不注意で落とさないようにすること、長文の速読力・読解力が必要となってくると思います。
しかも、長時間の試験にも耐えられる集中力も鍛えておかなければなりません。

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